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「お兄ちゃんって変わらないよね。」
ふと菜々香が呟いた。
「面倒見がよくて優しくって…」
本当にそうだ。
昔から変わらない。
「小さい頃からいつも三人で一緒にいて困ったことがあったら真也が助けてくれた…」
そういうと菜々香はにこっと笑った。
「私ね…
咲良がお兄ちゃんの恋人で本当よかったと思っているの。」
「本当?」
「うん。お兄ちゃんのことを理解しているし、咲良と一緒にいるとお兄ちゃんすごく幸せそうなの。」
そうなのだろうか…
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