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で、相手は実戦経験もそれなりに高い。おまけにスピードもあるし電撃っつう札も持ってる。
対する俺はできんのは牽制用の誘導弾と左手の攻撃、それから右手の防御技と体術くらい。手札的不利は否めないが、こうなった以上はやるっきゃない。
なのはさんの合図で模擬戦が開始される。
「行くよ、ストラーダ!!」
『ja』
さっそく自慢のスピードを駆使してきやがった。まっすぐだが、加速してる分威力もある。
「当たると痛いよね!?」
けどまっすぐな分よけるのもたやすい。向かってきたエリオにタイミングを合わせて上にジャンプ。空中でクルッと一回転しながら牽制用のシューターを撃つ。
「なんの!」
グルンとキッチリ体をかえしてシューターをかわした。あの速さの後急停止してさらに旋回、回避。スピードに特化した故にそこは把握済みってことか。だったらヘタな小細工は通用しねーな。
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