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「……どうしてこうなった」
訓練スペースについた途端なのはさんに、「スバルさんて、この場面になるとよく凡ミスしますよね。あと蹴りのタイミングが速いからすぐ読まれがちみたいですし」って模擬戦見ながら言ったら、「じゃあアイク君もちょっとやってみる?」みたいなことを言われ、ヴィヴィオの応援と期待もあり半ば強引にこのような状況に。
しかも相手がガジェットだったら良かったんだが……
「よろしくアイク。全力でやるよ!」
「…お手柔らかに。モンディアル三等陸士殿」
「同い年なんだし名前でいいよ」
なんでエリオなのさ!?いや、隊長とかよりマシだけども!
「アイク頑張れ~!」
ビルの屋上でフェイトさんと一緒のヴィヴィオが手を振って応援してくれてる。
「…しゃーない」
ヴィヴィオの前で逃げるわけにはいかねーな。なんつーか、年上の威厳?的な。
「要はカッコいいとか言われたいわけよ。クラウン・クラウン!」
武装形態になる。ちなみに大人化はしてない。開発中でござる。
「スバルさんと同じ型…?」
「ん?まあ似たり寄ったりだな。スバルさんみたいに砲撃は撃てねーけど」
できることはわかる。けど俺には彼女のような砲撃は撃てない。俺にできんのはクロスの撃ち合いと、シグナムさんみたいな斬撃くらいだ。
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