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「……でも真琴の職場、イケメン多いねー」 「たまたま集まっただけだよ。この人はパイロットだから」 「イケメンパイロットかあ……」 雪華がどこか夢見る眼をした。 「真琴の隣の、この目つきの鋭い人は?特殊部隊の人?」 陸が指差したのは、正嗣。 たまらず真琴は吹き出した。 「元、そうだったみたい」 事実、正嗣についてはレンジャー部隊から移籍してきた変わり種だと聞いている。 「そんな雰囲気醸してるよねー……顔も凛々しいし。意外とハンサムじゃない?」 「正嗣兄ぃが?」 と、つい声に出してしまった。 「ハンサム……かなあ?」
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