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と、いいタイミングで誰かが宿屋の扉を開けた。
俺と親父がそこに目を向けると‥‥
男「ああ、良かった。ラム君、君に頼みたい事があるんだけど‥‥」
一人の男が入ってきた。
「‥‥肉塊からの復活が早かったな。
変態商人」
先程自分の嫁に殺されかけたセクハラ男だった。
「‥どうせ勇者の防寒具作るためのラットラビット狩ってこいとかだろ」
男「よく分かったね‥‥お願いできる?」
「‥ああ、分かった。‥三匹程だったな?」
そうして俺は愛用の鉄の剣を持ち、暗くなって間もない中、サハテの森に出発した。
その時俺は考えでもいなかったんだ‥
これがこの村での最後の会話になるなど‥‥
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