第2章 村人と狩りと落下

7/10
前へ
/74ページ
次へ
「‥‥まずは‥‥」 とりあえず俺は右後方のウッドマンティスに向かっていく。 『ギュイィィ!!』 ウッドマンティスが前脚の鎌を振り下ろす。 「‥‥よっ」 焦らずに避ける。そして、ウッドマンティスに限界まで近づき、 「‥‥『level1、フレイム』」 魔法で小さな火を起こ‥‥は? 何故村人が魔法を使えるのかって? ‥‥少し前の勇者が教えてくれたんだよ。 世界には数多くの魔法があり、それぞれlevel1~20で強さを決める。 おかげでいくつかの魔法をlevel5まで使えるようになった。 ‥文句あるか? まあ、正直な話ウッドマンティスの対処法は簡単だ。 今やった通り、火を付けてやるといい。そしたら、 『ギュ?ギュイィィィィィィィィ!』 はい、終わり。ウッドマンティスは焼け死んだ。 ‥‥後は‥毒熊と番狼、これは少し難しい。 ポイズンベアーは爪が掠るだけで危険で、 ダブルウルフも連携で普通に戦えばまず俺では相手にならない。
/74ページ

最初のコメントを投稿しよう!

322人が本棚に入れています
本棚に追加