第0章 一人の村人

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「‥‥これで二十‥丁度だな」 俺は斬り伏せた魔物、ラットラビットを掴み他のラットラビットの死体の入った布袋の中に入れた。 ‥‥ん?ああ、自己紹介したほうがいいか‥ 俺はラム、この森、サハテの森の北にあるサハテの村に住む村人だ。 今俺は、村の商店の依頼で、毛皮を繋げば良い防寒具になる魔物、ラットラビットを狩っていた。 その防寒具はサハテの村の数少ない名産品になっている。
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