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「くっ、やるな兄ちゃん!」
「当たり前だ、まだまだ梛には負けねーよ!」
カンカンと打ち合ったがガシャンと球が落ち勝負は決まった。
「あぁー兄ちゃん強えーよ」
梛がブーブー文句を言っている。
「手加減しないと言ったろ」
と言い康介たちがやってる方を見た。
カンカンカンカンガガガガカンカン!
とてつもなくハイレベルな戦いをしていらっしゃった。
「お前ら、なにやってんの?!」
ついツッコミを入れてしまった。
そこでようやく梛も気づいたらしく
「うぉー康介と裕起すげー!」
大変目をキラキラしながら見ている。
「あれ?二人とも終わったの?」
裕起がこっちに気づき言った。しかしその間に
「スキあり!」
ガシャン。
康介が裕起のスキをつき球を落とした。
「康介ズルいぞ!」
「裕起がよそ見したから悪いんだよ~」
裕起はなにも言えないらしく黙ってしまった。
「兄ちゃん、康介、裕起、次は何しようか?」
梛が改まって聞いてきた。
俺達三人は顔を見合わせた。なにをするか皆わかっているようだ。
「「「そうだな................」」」
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