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「おら!!」
翔のパンチは池添の頬を捉えた。
「け、こんなもんかよ。この学校1番の男のパンチはよ…」
池添は笑っている。
「ち、やはりな…」
翔も笑う。
池添はそれを見て不思議な顔をしている。
「何がおかしい。」
池添は少し不満な顔で問いかける。
「コンクリートブロックをあんな距離投げれるんだ。そうとう鍛えてるんだろ。それくらい分かるさ。」
翔はそう言いながらまた殴りだす。
「遅い!!」
先にパンチを当てたのは池添だった。
「ぐっ!」
翔は焦った表情をしながら耐える。
「ふ、池添か…どっかで聞いた名前だと思ったら中学のときに空手で全国を制したやつだな?」
和弘がタバコを手に口を開いた
「そうだよ。お前ら何て目じゃねぇ、今日からは俺の清蘭だよ。」
池添が和弘を見ながらそう言って笑う
「うるせー!死ね!」
いきなりよそ見している池添に翔のパンチが顎に飛んできた
「ぐお…」
池添は当たった場所が悪く失神した。
和弘を唖然としている。
「喧嘩の最中によそ見してんじゃねーよ。」
翔は倒れた池添を見下しなからそう言った。
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