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「あ~めんどくせぇ…」
翔は7時半に起きたものの
布団から出たのは10分後の
40分になっていた。
「よし、パッと準備して和弘の家でも行くかな。」
和弘ってのは俺の小さいころからの親友だ。
空手をやっていて俺と同じくらい喧嘩が強い。
「おはよー母さん」
翔は階段を降りていきまず最初に台所にいる母親の子夏にあいさつをする
「おはよう、今日は起きれたんだね(笑)」
子夏がニコッと笑いながら応える
「う、うるせえな、俺だって起きれるよ。」
全く、ガキ扱いしやがって
翔はどんな女にでも手を出したことは一度もない。
死んで今は亡き父親に幼い頃から言われていたからである。
「おはよう翔君。」
俺はリビングから聞こえる聞き慣れない男の声に振り返った
「あ、おはよう」
俺に声をかけてきたのは母さんの再婚相手だった。
母さんは1週間前に再婚した
母さんの再婚相手は母さんの高校からの同級生で、かなり仲が良かったらしい。
前妻とは仕事の関係で別れたと言っていた。
子供が1人いるみたいだ。
「そういえば翔、今日からあなたに妹が出来るわよ。」
「はぁ!?え、一緒に住むの!?」
俺は慌てて聞く
「そうよ、今日の5時くらいに来るらしいわ。」
…まぢかよ
確か相手の事情で一緒に暮らす事は、ないって聞いたんだが
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