2人が本棚に入れています
本棚に追加
「それより翔、準備しなくていいの?」
子夏が口を開く
「え?あ、やばっ!!」
時計は7時55分を差していた
翔はすぐに準備を終わらし、家を飛び出した。
「行ってきまーす!!」
家を出るとすぐに愛用のマウンテンバイクに跨がり、和弘の家を目指した。
「ふふっ、やっぱり翔君は面白いね。」
新しい父親の賢一郎が子夏に微笑みながら言う。
「うん…喧嘩したりで大変だけどすごく良い子に育ってくれたの。」
「さて、あの子が翔君の妹になったりしたらどうなるかな…」
「翔が相手なら大丈夫じゃない?元々仲は良いんだし」
最初のコメントを投稿しよう!