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城の半分くらいの部屋を雑巾掛けしたころ、お日さまはてっぺんに上りお昼ご飯の時間…
外から農作業をしていた親っさんを筆頭とする鬼達が全員帰ってきた。
「コック、飯出来てるか?」と1人の鬼が聞くと
「おう、カレーが出来てるよ✋」と今朝のご飯を作っていた鬼が答えると
「今日カレー?よっしゃ!」とほかの鬼達も小学生のように喜んでいる…
そして、みんながぞくぞくと自分の席につき親っさんも座り『いただきます』の掛け声から一斉にカレーに食い付きだした…
ものの5分であの山のようなご飯と、カレーがどの鬼の皿からも消えていた…
食べ終わった鬼から「ごちそうさま」と言い、席を後にしていった、自由解散らしい…
自分も食べおわり、コックの所へ「洗い物手伝います!」
「おぉ、ちびちゃん助かるね✨じゃあそっちで頼むよ。」
そう言われコックの横にスタンバイし、少し湿った布切れで木皿を拭きだした…
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