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俺は少し考えてみた…
きっとここは桃太郎の世界、よく漫画であるような展開だろう…
そして、この角これは鬼だろう、俺は桃太郎にはなれなかったみたいだ…
すると、目の前に絵に書いたような鬼が現れた。
俺はその迫力にびくびくしていた。
「かわいそうに」
そう言って鬼は俺の頭を撫でた。えっ?
どういうこと?
「お前も人間に捨てられたんだな、俺らも一緒だ。今日からお前は俺らの家族だ!」
鬼はそう言って石でできた山のような城に案内しだした…
俺は戸惑いを隠せない、捨てられた?
「捨てられたってどういうこと?」
「人間に産まれたのに角が生えてきてこの鬼ヶ島に捨てられたんじゃないのか?」
なるほど。そういうことか。
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