過去は変わらない
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干からびた砂を転がし生暖かい風が渦のように舞い上がる。 僕は居た堪れなくなり、空に浮かぶ紅く火を纏った太陽に手を目一杯伸ばしていた。 グット堪えていた涙が頬を渡りポト、ポトと砂を黒くしていく。 だって、僕は何もやってないのに先代がやったことなのに、 僕だって王になりたくてなったわけじゃないのにどうして!。 叫びただ、思い切り顔を濡らした。
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