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あの日から、俺の生活には少しずつだが変化が訪れていた。
今まで他人に関わることなんてなかったので、メールなんてものをほとんどしたことがなかった。
馴れない手つきで、メールを返すのにも時間がかかってしまうが、美紀は何も言わずに待ってくれる。
俺は、そんな美紀をますます愛おしく思うようになってきた。
…
夏休みも5日ほど過ぎた頃、美紀がデートしたいと言ったので、デートすることになった。
今まで部屋にこもってばかりで、外にはコンビニと学校ぐらいしか出たことがない。
こうやって外に出かけるのも、1年ぶりぐらいだった。
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