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何でこんな所を通ってしまったのだろう。
彼女はいつも通っている塾の時間に間に合いそうになかった為、仕方なくこの路地裏を通って近道をしようとした。
ただそれだけだ。
それだけの事で、何故自分は不良に襲われ、今にも犯されてしまいそうになっているのだろうか。
彼女は自分の愚かさに後悔しながら、来ないと分かっていても助けを呼ぶように泣き叫んだ。
「いいねいいねぇその声ぇ!テンション上がっちまうよなぁ!!もっと叫べよほらぁぁぁぁ!!!」
「おいもう我慢出来ねぇよ早く犯っちまおうぜ!!」
「そうだなぁッ!!」
「きゃッ!!!」
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