ー序章ー

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柳「まあ、そんな暗い顔すんなって。そういえば今日の昼過ぎに集会があるな。何かあんのかね?」 上條「……さあな、どうせ下らない詭弁やら理論やら聞かされるんだろ。毎日変わりゃしないさ……。」 …………否、そうではなかった。 この昼過ぎに行われる事は、この刑務所全ての囚人の運命、人生を握るような事であったのだ。 もちろん、そんな事はまだ誰も知らないのだ……
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