14人が本棚に入れています
本棚に追加
~ある世界~
16人の男子と3人の女子が、黒いフードを被った人達と試合をしていました。
その試合とは、サッカー。
試合は一方的で、黒いフードの集団が相手をボロボロのメタメタにしています。
?「こんなの本当のサッカーじゃない。サッカーが悲しむよ。」
茶色い髪の男の子が、黒いフードの集団に向かって叫ぶが黒いフードの集団は聞く耳を持ちません。
そして、試合は黒いフードの集団の圧勝に終わりました。
相手の子供達は、余りにも酷く痛めつけられたので、立つ力もありません。
?2「さあ。君達には、ここで消えてもらおう。」
黒いフードの集団の一人が手を前につき出すと、黒い大きな球が生まれました。
?「どうしてこんなことをするんだ❗[?]」
茶色い髪の男の子は、なんとか気力で立ち上がり、?2向かって叫びました。
?2「全ての世界を消し、新たな世界を生み出すためさ。
その為には、その世界の中心の存在を消さなければならない。
だから、お前らは消えろ❗」
?2はそう言って、黒い球を打ち出しました。
子供達に黒い球が当たると思ったその時❗
子供達を謎の白い光が包みました。
そして、子供達は何処かに消えていきました。
?2「チッ。
やつが何処かに飛ばしたか。」
?2は舌打ちをしながら呟き、何処かに消えていきました。
?2が消えてすぐに乗り物が現れ、緑の髪の少年が現れました。
?3「一足遅かったか。」
?3はそう呟き、空を見上げながら、言いました。
?3「皆、無事だと良いけど。」
?3は乗り物に乗り込み、また何処かに消えていきました。
乗り物が消えたあとすぐにその世界から、音が消えました。
風も吹かず、鳥のさえずりも聞こえない。そして、先ほどまで元気に走り回ってた子犬達も動きを止めました。まるで、固まったかのように…。
最初のコメントを投稿しよう!