プロローグ

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~とある世界~ 女の子が一人、河川敷で絵を描いています。 杏里「よし。上手く描けた❗」 この子の名前は杏里。アニメが大好きなごく普通の中学2年生。 親は既に死んでいて、今は親が残した貯金と親戚から、送られる仕送り、そして自分で稼いだバイト代で、独り暮らしをしているのだ。 杏里は立ち上がり、空を見上げました。 杏里「綺麗な青空。」 杏里は空を見ながら、呟きました。 そして、杏里の耳元を優しい風が通りすぎます。 杏里「気もちい風。」 杏里は風で靡いた髪を耳にかけ直しました。 杏里「今日は、なんか良いことありそう。」 杏里は微笑みました。 杏里「そろそろ帰るか。」 杏里は荷物を片付けて、家に向かって歩き出そうとしました。 その時❗ ?「うわ~❗」 空から声が聞こえました。 杏里は何事かって、空を見上げると、空から男の子が降ってきました。 杏里「えっ❗[?]男の子❗[?]」 杏里は慌てて男の子が落ちる辺りに走りました。 しかし、間に合う訳ではなく、男の子は地面に落ちました。 だが、幸いにも落ちたところは柔らかい草の上だったので、怪我をしませんでした。 ?「いてて。」 杏里「君、大丈夫❗[?]」 杏里は男の子の元にたどり着き、声をかけました。 ?「うん。大丈夫…。」 男の子は杏里の顔を見ながら、言いました。 杏里「良かった…。」 杏里はホッとしました。そして、杏里は男の子の顔を見て、あることに気付き、驚きました。 杏里「って、貴方は❗[?] イナゴの松風天馬君❗[?]」 そうなんです。空から降ってきた男の子は今、中高生に大人気な超次元サッカーアニメの主人公の松風天馬だったのです。 天馬(?)「あっ…うん。」 天馬は少し考えてから、頷きました。 次回へ続く❗
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