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私の大切な人⑧
「ごめん~。すぐにお昼作るから、もう少しだけ待ってて」
いちごは材料などを準備して二人の昼食を作り始める。
拓真と凜は本当に良い子で私達が忙しくても不満ひとつ言わない。
母親の私からしてみれば子供らしく不満などは言ってくれても良いのに・・・と、最近思う。
「お待たせ~。ご飯だよ!」
用意してあった皿に焼きたてのホットケーキをのせる。
二人は遊んでたおもちゃを片付け、手を洗い椅子に座る。
「いただきます!」
美味しそうにホットケーキを食べる拓真たち。
少し遅めの昼食を食べ終わるとお腹いっぱいになったのか二人そろって大きなあくびをすると、カーペットの上でそのまま眠ってしまった。
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