-+歓迎のパーティー+-

2/2
前へ
/2ページ
次へ
外は雨が降り‥‥雷が鳴り響く 森の奥にひっそりとたたずむ 古ぼけた洋館‥‥ そんな洋館の扉がギィ‥と不気味に開く 「絶対何か出るよ‥‥」 少女達の集団が懐中電灯で周りを 照らしながら入って来た 「指原もう無理~マジ帰りたい~」 ヘタレの指原はうっすらと涙を浮かべる 「何いってんだよ! ここまで来て引きかえせっか!」 男らしい大島は指原を一喝する 「ところでこれ‥ ここに住んではった人の写真ですかね?」 横山は懐中電灯で壁の写真を照らす 「みてぇだな‥‥」 「ぎゃあぁぁあっ!出たぁぁあ!」 その時、突然指原が悲鳴をあげる しかし大島と横山・北原は至って冷静 「おい指原‥!脅かすなよ‥‥ ただズボンの裾がテーブルの足に 引っかかってるだけじゃねぇか」 「あ‥ホントだ」 「指原らしいな‥‥ハハハッ」 「ようこそ‥‥当館へ‥」 四人の後ろから女性の声が聞こえた‥‥
/2ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4人が本棚に入れています
本棚に追加