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外は雨が降り‥‥雷が鳴り響く
森の奥にひっそりとたたずむ
古ぼけた洋館‥‥
そんな洋館の扉がギィ‥と不気味に開く
「絶対何か出るよ‥‥」
少女達の集団が懐中電灯で周りを
照らしながら入って来た
「指原もう無理~マジ帰りたい~」
ヘタレの指原はうっすらと涙を浮かべる
「何いってんだよ!
ここまで来て引きかえせっか!」
男らしい大島は指原を一喝する
「ところでこれ‥
ここに住んではった人の写真ですかね?」
横山は懐中電灯で壁の写真を照らす
「みてぇだな‥‥」
「ぎゃあぁぁあっ!出たぁぁあ!」
その時、突然指原が悲鳴をあげる
しかし大島と横山・北原は至って冷静
「おい指原‥!脅かすなよ‥‥
ただズボンの裾がテーブルの足に
引っかかってるだけじゃねぇか」
「あ‥ホントだ」
「指原らしいな‥‥ハハハッ」
「ようこそ‥‥当館へ‥」
四人の後ろから女性の声が聞こえた‥‥
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