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それは唸り声をあげ、猛スピードでこちらに向かってくる。
「うおぉぉぉ!何だあれぇぇぇぇぇ!?」
逃げながら後ろを見ると体毛の間から無数の岩が突き出たイノシシのような化物だった。
全力で逃げながら生き延びるための策を練る。
この間にも化物と僕の距離は縮まってきている。
何か、何か……………………
!
「そうだ!最初の教室に剣や銃があったはずだ!
あそこまで行けば少しは生き延びることが出来るはず…」
あの硬そうな体に剣や銃が効くのかという事に不安を覚えつつ僕はスピードを上げる。
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