第弐次元

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僕は昨日相田先生に、 「この教室にまた明日来い!時間は3時55分だ! 時間は絶対に守ってね」 と言われた。 そのため今は教室の外で時間を潰している。 何故かというと僕は帰宅部なので、通常は帰らなきゃいけない時間帯だ。 しかし時間は余っている。 中で待っていても、一回外に出てすぐ入っても不審だ そのため、外にいる。 友達と立ち話したり、部活を見ている内時間の2分前になった。 ………よし …行こう! 教室に向かう。 「よし、時間ピッタリだ」 先生も反対の廊下から歩いてくる。 その服装はいつもと変わらぬジャージだったが、首に髑髏を模した模様が浮かび上がっていた。 僕は思わず質問する。 「……どうしたんですか?そのタトゥー」
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