第弐次元

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先生も一瞬遅れて後ろから出現した。 耳鳴りのような音を出しながら。 まるで空間の穴から出るように。 先生は説明を始める。 「無事に到着できたようだね。 じゃあまずこの教室のことから説明しよう。 この部屋は「拠点」 二つの世界が交わる場所だ」 「何でこの教室なんですか?」 「俺は知らない。 この教室について僕が知っているのは、 外の「魔物」は侵入できない。 ここにいるとこの世界で受けた傷が徐々に治る その二つだ。 置いてある武器類は長年ここで受け継がれているらしい。 いつからあるのか分からないけど俺も昔使った。」
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