第弐次元

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「でもそれだと住人は増え続けちゃうじゃないですか。 今は少ないですけど…」 「いや、そうはならないんだ。 実はね… この世界に入れる、入れないは産まれた時すでに決まってるんだよ だからあまり増えないんだ その訳は第弐次元は仮想でも幻想でも無い、 完全にいつもの世界と隔離されたもう一つの世界ということなんだ… 二つの世界を行き来する際、体には少なからず負荷がかかる それに耐えられる障壁が強いかどうかがこの世界に入れるかの基準だ そして中には入ることはできるが体に負荷が現れてしまう人間もいる… 君は大丈夫?」
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