プロローグ

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カーテンの隙間から眩い光が差し込む。 「…ん…んー…」 瞼が重いが目をこすり起き上がる。 頬が濡れていたのに気付き近くにあったタオルで拭き取る。 「…また、あの夢…」 そう呟いた私は学校に行く準備をし、家を後にした。 学校に付き、自分の席につく。 私に挨拶をしてくる人はいない。 昔の私を知ってる人は「変わった」なんて言うけど変わらない人なんていないと思う。 私の場合『変わった』ではなく、『心を開かない』。 いつも無表情で無口。
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