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満開となった千本の桜が、風に吹かれるたび、花びらが雪のように美しく舞い上がる。 車椅子に乗った1人の白髪の女性が、市の公園の見晴らしの良い場所から静かにその様子を眺めていた。 ――― 美しいだろう? 花びらが雪のように舞い散ることをなんと言うか知ってるか?―― 男性の声が、姿が、昨日のようにはっきり思い浮かぶ。 「……〝花雪〟(はなゆき)と言うのよね…」
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