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「えと、……。」
「……あみがどした?」
松野絢美(アミ)は、一緒にいるバスケ部の1人だ。
「藤田さんて、面白い人そうなのに……、いつも松野さんとおるからさ……。」
なんとなく、言いたいことは分かった。
「あみって『女の子』って感じじゃもんね。」
有賀さんの顔がぱぁっと明るくなった。
「そう、それっ!」
「あたしも好きでおるわけじゃないよ。」
「ウチと、友達なろ?」
正直、めっちゃ嬉しかった。
体の中がそわそわして
むずがゆい気分になった。
「うんっ。」
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