2年6組

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「えと、……。」 「……あみがどした?」 松野絢美(アミ)は、一緒にいるバスケ部の1人だ。 「藤田さんて、面白い人そうなのに……、いつも松野さんとおるからさ……。」 なんとなく、言いたいことは分かった。 「あみって『女の子』って感じじゃもんね。」 有賀さんの顔がぱぁっと明るくなった。 「そう、それっ!」 「あたしも好きでおるわけじゃないよ。」 「ウチと、友達なろ?」 正直、めっちゃ嬉しかった。 体の中がそわそわして むずがゆい気分になった。 「うんっ。」
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