*1 幼馴染みのーと

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「あ…琉生!」 窓を開ければすぐに会える。 そんなのが当たり前になっていた。 幼馴染みって、 ただ縁があるだけって思ってた。 わかってなかったんだ。 「お、今日も寝癖ハンパないな。おはよ」 家は隣。 席も隣。 すごく近くて、 すごく遠い恋をしていた。 しかも、かなり長い間。 言えないよ、ずっと想ってたなんて。 だから、閉まっておくの。この気持ちは。
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