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PWのマップを確認しながら僕は目的の場所まで歩き続ける。
そして、その間誰にも会うことがなく若干、気が滅入った。
「てか、遠いよ....どれだけ歩けばいいんだろ....」
そのような愚痴も吐きながら歩いていると、目的の場所に着く。
うん、移動は情景描写は楽だ。
着いたそこーマイホームは、僕が思っているほど悪くはなかった。
なかったが
「フツー....」
うんまぁとりま普通の家です。
元の世界にもよくある、普通の家です(もっと面白いのを若干想像していた僕)。
僕はその家に入ってみる。
玄関から入ってみると、靴箱があり、そして、そこから廊下が延びており、一つの部屋へと行き当たる。
僕は、靴を脱ぎ、それを靴箱に入れて、その扉を開ける。
その先は、僕の想像を遥かに越えていて、僕を驚かせた。
その先は
「僕の部屋、だと....」
元の世界にあった僕の部屋そのものだった。
勉強机、ゲームの棚、ベッド、冷蔵庫など、僕の部屋にあったものすべてがそっくりそのままあった。
なんでだ?
....いや、気にしない方針でいくか。
これからももっと驚く様なことがあるはず。一々気にしていたら身が持たない。
僕は、そう結論づけ、ベッドに潜り込む。
すぐに、睡魔がおそってきて、眠ることができた。
しかし、意識が無くなる前にこんな言葉が聞こえた気がした。
―――ようこそ。永遠のコロシアイのセカイへ
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