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彼は一言で言うと
完璧
だった。
文武両道、人当たりも良く、顔もイケメン
まさに完璧の一言に尽きる。
何故彼が僕と親友か。それは部活が一緒でそこで意気投合した。一番普通だった。
そんな彼がこのセカイにいることに僕は衝撃を感じた。
タカシ「さぁ、それがわかんねぇんだ。気付いたらここにいたしな」
マコト「僕も目を覚ましたらここにいたんだ」
タカシ「マジで?」
マコト「マジで」
タカシ「そうか」
そう言いながら手を差し伸べる。
僕は一瞬戸惑ったがすぐに握り返した。
そして立ち上がった。
が
足が震えてうまく立てない。
タカシ「お前大丈夫か?」
敬が呆れたように聞いてきた。
マコト「いや....全然」
そう答えるのが精一杯だった。
てか、軽く漏らした。
服は涙とかでグシャグシャだし
すっげーかっこ悪いな僕....
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