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グゥボァア
腕が何かを貫いた。
腕が変な風に湿る。
恐る恐る僕は目を開けた。
相変わらずクリヘドはいた。
その腹に僕の腕は埋もれていた。
マコト「....えっ?」
僕は何をしたんだ?
クリヘド生気なし
僕の腕貫通
現 状 把 握
マコト「えっ?えっ?えぇぇぇぇぇ!?」
何!?僕こいつ殺めちゃった!?
僕を襲ってきた奴だけどやり過ぎた!?
いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!
タカシ「うおぁ!?」
ん?
あっ、敬いたんだった。
今敬は若干押されていた。
まぁ、銃は接近戦弱いからな。
タカシ「んな分析いいから助けろ―!」
マコト「サーセン」
でも
僕はそんなことはしたくない。
今ので実感した。
セカイが違えど僕は生き物(?)を殺めてしまった。
だから嫌だ。
パァン
チッ
マコト「いっ!?」
銃弾が頬を掠める。
敬だった。
タカシ「ここはゲームのセカイだ!割り切れ!」
その言葉に僕は怯む。
確かにここは違うセカイ。
だとしても僕はそんなことはしたくない。
だけど
それ以上に
マコト「僕はそれ以上に友達が好きだぁ!」
僕はジェットスイッチを押し低空飛行をして一気に通り過ぎる。
通り過ぎる瞬間10体ぐらい倒し僕は敬の手をつかみ飛んだ。
タカシ「....おせぇよ」
マコト「ごめん」
タカシ「まぁいいか」
僕たちは小さな雑居ビルの屋上に降り立った。
現在Lv
敬Lv7
誠Lv4
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