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僕たちは今先ほどのビルより東に5㎞ほど移動していた。
マコト「やっぱみつかんないな~」
タカシ「そうだな」
先ほどから僕たちはミッション遂行のためにプレイヤーを捜していた。
しかし、三十分経ってもいまだ一人も見つけていなかった。
マコト「一旦休憩しようか?」
タカシ「そうするか....ん?」
マコト「どうした?」
タカシ「今人影が....よっと」
敬は手を離して落ちていった。
マコト「ちょっ!?敬!」
僕は急いで軌道修正して追いかけた。
追いつくと敬とガタイの良い男がいた。
タカシ「誠、おせーぞ」
マコト「敬が急に降りるからだろ」
?「誰だ、お前ら」
僕たちが掛け合いをしていると男が警戒の色を出しながら話しかけてくる。
身長は僕は162敬は173だがそれを10程上回る。
肩幅も広く少し力を出せば僕なんか一ひねりのような気がする。
タカシ「俺は坂野敬。こっちのヘタレは関誠だ。よろしく」
マコト「ど、どうも」
自分で思う分ではいいけどヘタレって言われると傷つくなぁ....。
?「....俺は馬場良平だ」
男―良平は小さく答えた。
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