一日目

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誠side この人....なんか見たことあるけどどこで見たかな? リョウヘイ「おい、用が済んだならさっさと行け」 良平さんは手を振り追い払おうとする。 やっぱイメージ通りだな.... マコト「は、はい」 タカシ「へいへい」 僕と敬は気迫に負けてその場から立ち去ろうとする。 リョウヘイ「ん?ちょっと待て」 しかし、急に立ち止まらせる。 マコト「なんですか?」 パシンッ マコト「うわぁっ!?」 急に足に光が出た。 リョウヘイ「傷を塞いだ。気をつけろよ」 良平さんはそのまま歩いて行ってしまった。 足を見ると確かに塞がれた傷があった。 よくこんな傷見つけたな....。 タカシ「じゃあ、俺たちもいくぞ」 マコト「う、うん」 ん?敬には傷が無いのか? ....そういやこいつ。意外とゲーム好きなんだよな。 E○Eやり込んでるし。○シュロン好きだし。 マコト「あ、そういや」 良平さんどっかで見たことあったと思ったら マコト「敬、良平さんって高校総合格闘技の全国一位の人じゃなかったっけ?」 この前ちらっとテレビのニュースで見たきりだけど、大きく取り上げられてたから印象にかなり残ってた。 タカシ「そうだな」 マコト「やっぱそうか....って知ってたの?」 だったら教えてくれたらいいものを.... タカシ「で、どこ行く?」 マコト「う~ん....ビルの上にまた行く?」 僕は近くのビルを見上げる。 タカシ「....そうするか」 敬は紐を掴む。 タカシ「今度はちゃんと飛んでくれよ」 マコト「分かってるよ」
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