9人が本棚に入れています
本棚に追加
誠side
この人....なんか見たことあるけどどこで見たかな?
リョウヘイ「おい、用が済んだならさっさと行け」
良平さんは手を振り追い払おうとする。
やっぱイメージ通りだな....
マコト「は、はい」
タカシ「へいへい」
僕と敬は気迫に負けてその場から立ち去ろうとする。
リョウヘイ「ん?ちょっと待て」
しかし、急に立ち止まらせる。
マコト「なんですか?」
パシンッ
マコト「うわぁっ!?」
急に足に光が出た。
リョウヘイ「傷を塞いだ。気をつけろよ」
良平さんはそのまま歩いて行ってしまった。
足を見ると確かに塞がれた傷があった。
よくこんな傷見つけたな....。
タカシ「じゃあ、俺たちもいくぞ」
マコト「う、うん」
ん?敬には傷が無いのか?
....そういやこいつ。意外とゲーム好きなんだよな。
E○Eやり込んでるし。○シュロン好きだし。
マコト「あ、そういや」
良平さんどっかで見たことあったと思ったら
マコト「敬、良平さんって高校総合格闘技の全国一位の人じゃなかったっけ?」
この前ちらっとテレビのニュースで見たきりだけど、大きく取り上げられてたから印象にかなり残ってた。
タカシ「そうだな」
マコト「やっぱそうか....って知ってたの?」
だったら教えてくれたらいいものを....
タカシ「で、どこ行く?」
マコト「う~ん....ビルの上にまた行く?」
僕は近くのビルを見上げる。
タカシ「....そうするか」
敬は紐を掴む。
タカシ「今度はちゃんと飛んでくれよ」
マコト「分かってるよ」
最初のコメントを投稿しよう!