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さて、問題は"姪の浜"の位置である。
場所は市内の外れ…すぐ側には海があり、海岸線を走るとなんとも気持ちのいい潮風が舞い込んでくる。そんな田舎町だ。
今でこそ環状線が通り、賑やかなお店が並び、華やかなイメージだが、当時は駅の周辺に少しのお店があるだけの寂れた街だった。
最終電車が過ぎると、停電したのか？と思うほど辺りは真っ暗になる。
女なんているはずもない…
取り敢えず回れる所は一通り回って、行き着いた結果が、天神地区の繁華街だとなったのだが、ザキは…
｢親不孝やら最近、少し遅い時間になると男ばっかりになってきてるやろ？｣
｢そこで、代わりの場所を探していたら姪の浜に結構いたんよ！まぢで!!｣
｢今、一番熱い場所は姪の浜だぜ♪｣
いや…たぶん一番熱いのはザキだよ。
｢あはは！あり得んよ!!｣
簡単に否定され、バカにされ…
｢ザキも終わったな…｣
と、酷い言葉を浴びせかけられていた。
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