全てを否定した少女

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こんな世界なんて無くなってしまえばいい!!!!!! あぁ...!!ヘドがでる!! 何もかも、うわべだけ そんな世界なんて無くなってしまえばいい。 存在事態が間違いなんだ...!!! 両親だってそうだ... いつもいつも、家の威厳だとか... そんなの私には関係ない! 押し付けるな!!!! あぁ五月蝿いなぁ...本当に存在事態が邪魔だ... ならいっそ自分の手で消してしまおうか... あぁいい考えだ!私の手で消してしまえばいいんだ!!! なぁんだ、簡単なことだったんだ 私は存在事態が邪魔なそいつを消した。 少女の前に横たわっているのは血を流した男だった。 血がたくさん流れ、血溜まりができていた。 これで、一人消えた...でもまだまだ、この世界には無駄なやつばっかり... 「フフフ、アッハハハハハハハハ!!!!!!」 少女は倒れた自分の"父親"に一度も振り返らず部屋を出ていった。 数日後、少女以外の家の者たちが全員死んでいるのが見つかった。 しかし、少女が自分の父親を殺したあの日から 少女の姿を見たものは誰一人いなかった........。
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