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久遠寺:ここが炎のアリスで有名な日向棗くんのいる街か...意外と広いな...
すると久遠寺の背後から
棗:お前アリス学園のやつだろ?お前は初めて見るやつだな?俺に用か?
久遠寺は驚きそしてペルソナに合図を送った。
久遠寺:私は久遠寺と申します。アリス学園の初等部校長です。日向棗くん...あなたには選択権はありません。私達と一緒に来てもらいます。
久遠寺がそういうと、ペルソナは棗の背後に回り棗の両腕を掴み、ロープで縛った。
ペルソナ:そのロープはただのロープじゃない。下手に縄抜けでもしようものなら手首から先がなくなるぞ。ちなみにアリスを封じる矯正具だから。アリスを使おうとでもしたら、電流がながれるぞ。
ペルソナはそう言い棗を眠っている蜜柑のいるリムジンの後部座席に押し込んだ。棗が押し込まれる瞬間を棗の親友、乃木流架(以後ルカ)が見ていた。ルカは指笛を吹きどこからかたくさん犬を連れてきて車の周りを囲わせた。そして久遠寺のところに行き溢れんばかりの怒気を放出させた。
ルカ:彼をどうする気ですか?
久遠寺:彼は今日をもって転校するのです。我がアリス学園に。あなたもアリスをお持ちのようだ。あなたにもきていただく。
久遠寺はペルソナにルカも縛るように合図を送った。
棗:ルカ!!後ろだ!走って逃げろ!
棗はリムジンの後部座席から叫ぶ。だがこのリムジンは防音のようで全く聞こえてない。
そのあとルカも手首を縛られてリムジンに乗せられた。
久遠寺:役者が揃った
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