アリス学園 -初等部校長室-

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アリス学園についても3人は眠っていた。 久遠寺の取り巻きたちは、3人を校長室に運んだ。 -1時間後- 棗:ここは? 久遠寺:アリス学園です。1時間ほど前につきました。あと棗くんが眠っている間にアリスの制御具をつけさせてもらった。ピアスと指輪だ。 棗:アリス使うと電流がながれるのか? 久遠寺:一定量以上アリスを使うと、流れます。裏の仕事をする時には外しなさい。 棗:分かった。ルカは? 久遠寺:ルカくんは、保健室にいる。寝不足に過労だそうだ。 二人が話していると、蜜柑が気がついた。蜜柑は飛び起きて、 蜜柑:ここは?そういえばじーちゃんは? 久遠寺:ここはアリス学園。今日から君たちの通う学校です。お祖父さんは、病院に連れて行きました。入院費は私が出します。つきましては、佐倉蜜柑さん、あなたに学園警備並びに裏の仕事をしてもらおうとここまでお連れした所存にございます。 蜜柑:じーちゃん...。じゃあうちがこの学園にいて、警備や裏の仕事してたらじーちゃんの発作は起こらんのやな? 久遠寺:ええ。約束します。蜜柑さん、あなたにアリスの制御具をつけさせていただきました。ピアスと指輪です。仕事の際には外しなさい。 蜜柑:わかりました。 久遠寺:そしてあなたたちはこれからパートナーです。仕事の際には一緒に行動して助け合いなさい。棗くんはこの黒猫のお面をつけて仕事をし、このお面をつけている時は「コロネコ」というコードネームを使いなさい。蜜柑さんはこの蝶のお面をつけて仕事をし、このお面をつけている時は「華蝶」というコードネームを使いなさい。 棗:わかった 蜜柑:わかりました。 棗:蜜柑さんよろしく。 蜜柑:蜜柑でいいよ棗くん。こちらこそよろしく。 棗:俺も棗でいい。 久遠寺:役者が揃ったな
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