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「まぁいっそのことお前が俺を殺して身体能力とか魔力とか家庭とか一般的にして転生させてくれたら万々歳だけどな」
勇者召喚?巻き込まれた?俺に迷惑がかからないならどうでもいい
「…………残念だけど勇者召喚は決まったことだから転生は無理だよ。まぁ能力を一般的にって奴は別に良いけどね」
ちぇっ
「他にはある?」
「精霊とかもらえる?」
「?どゆこと?」
「暑いの嫌いだから氷の精霊よこせ」
「うわぁお、ド直球。まぁ良いけどね。いるし」
いるんだ
「にしても氷の精霊って……誰も選ばないようなチョイスを………」
それが俺ですから
「もう無い?じゃあ……「こんな異世界転生はどうでしょう?」始まるぜ」
「正確には勇者召喚だがな」
「常識に囚われるな」
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