005

13/27
前へ
/300ページ
次へ
「ゆとり」「“煉獄の劫火”」 「ひゃいっ!?」 二人が同時に僕を呼んだ。動転して舌が回らなかったけれど。 「説明して頂戴」「説明しろ」 「わかりまひた」 なんだかんだで、息ぴったりの二人だった。 もう仲良くなったのかー。いやぁ、よかったよかった。 「えと、神楽? そっちでご飯を食べてるのが五十嵐君だ」 五十嵐を指して言うと、五十嵐は凄く嫌そうな顔をして軽く会釈。 ふむ、と神楽も軽く会釈。 「そして、今買出しに行ってくれている元気な子がヒミコ」 ほうほう、と神楽。
/300ページ

最初のコメントを投稿しよう!

41人が本棚に入れています
本棚に追加