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瞬間、黒い炎が燃え上がる!  「やー! 購買はいつもいつも混むねー! でも心配はいらないよー! ちゃーんとお目当てのブツは確保した……から……あり?」 ばーんっ! と、屋上の扉を蹴破り底抜けに明るい声と共に、ヒミコ登場。 助けてー。 僕の心の声を無視して(そりゃそうだ)困惑しつつ、ヒミコが五十嵐の方に走り寄って。 「どしたの? これ。もしかして、シュラバってやつ? てか! ふうちゃん! 何勝手に一人で食べてんの!?」 「もう食べ終わった。御馳走様でした」 「おそまつさまー……って違うよ! ふうちゃん! 待っててよー!」 二人の漫才のおかげで、少しは場が治まったようで。 僕らは、ヒミコの買ってきてくれたパンで昼食をとることにした。 何と言うか、殺伐とした昼食だった。
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