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僕は続ける、彼女は何も言わない。
「でさ、宇宙人はまたちょっと違う解釈になる。よくそういう類と宇宙人は一緒くたにされるけどさ、これは全然考え方が違う。因みに俺様ちゃんは宇宙人も居ると思う。も、なんて使い方は変なんだが、まぁいいんだよ。別に夢見がちに言っているわけじゃない、これに関してはな。宇宙ってバカみたいにでかくて広いんだ、地球にしか生物が居ないなんてのは排他的過ぎる発想だと思う。ま、宇宙“人”ってのがどういうのまでがそうなのかは知らないけど」
神様は宇宙人。なんて、考え方は正直、俺様ちゃんはあまり好きではない。と、締めくくる。
別に世界的に有名な漫画を否定する気は全くないけれど、この時の僕はそう言ったはずだ。
「そうそう昨日、当たり付きのアイス買ったんだ。あぁもちろん、弟と妹の分も合わせて3つ買ったんだけど。そして、夕食後に食べた訳だけど、俺様ちゃんのだけ当たらずに弟と妹の分だけ当たった……まぁいいんだ、それはいいんだよ」
時折こんな風に、全然違う話を唐突に振ってみたりもしたはずだ。
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