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「あの男にとって、人殺しは“呼吸”らしいのよね」
……物騒にも程がある、物騒にも程がある! 確かに、それは人間としても終わっている。
「じゃ、沙夜にとっては何なの?」
人殺し、沙夜にとって、それは……。
「私にとって、“食事”ね」
物騒にも程がある! 物騒にも程があるよ! 呼吸より、一段階更に生々しい!
「でも、あれ? 沙夜ってその、人を殺した事あるの?」
「無いわね。口先だけの殺人鬼、それが私よ」
自分で言っちゃった!? 食事とか言っておきながら!
絶賛絶食中の沙夜ちゃんだった。
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