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まずは今回話題となった金環日食。
この日食、どうして出来るのか。
散々ニュースでも説明していたと思いますが、ここでおさらいしましょう。
ご存じ日食というのは太陽と月と地球が一直線に並び、月が太陽光を遮ってしまう現象。
これには3つの種類があります。
月が太陽表面をまるごと覆い隠してしまう、皆既日食。
月が太陽の外輪を残して覆い隠す、金環日食。
そして太陽の一部を月が隠し、欠けたように見える部分日食。
ちなみにこの日食。
ただ単に恒星、衛星、惑星が一直線に並ぶだけでは見ることができない珍しい現象なんです。
恐らくこの太陽系。いや、近隣の恒星系を探しても多分、地球だけでしょう。
それは月と太陽との間にある奇跡的な比率に秘密があります。
まずは大きさ。
月の直径は……、忘れましたが比率を『1』とすると太陽の直径の比率はおよそ『400』になります。
そして地球からの月と太陽、それぞれの距離。
太陽は約1億5000万㎞。
月の場合は約38万㎞。
これも月が『1』、太陽が『400』という比率になるんです。
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