72人が本棚に入れています
本棚に追加
/12ページ
「駄目ッ!書けない!」
私、鬼竹奈乃(きちくなの)は現役女子高生ながら、
過激な性描写の小説「ヤりたい背中」で、
あの有名なアクメ川賞を取り一躍時の人になったが、
二作目で早速スランプになってしまい、
学校が有るのに山奥の温泉宿「槍杉屋(やりすぎや)」に缶詰にされてしまった。
「ストレスで肌も荒れて筆も化粧も乗らない!あぁもう仕方ない!」
筆と言っても原稿用紙はアナログでなくデジタルなのだが、
文字が一向に埋まらないWindows.XPのディスプレイを畳み、
気分転換に名物の露天風呂に入る事にした。
最初のコメントを投稿しよう!