第二章 裏の顔

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俺らが通うのは、私立優美学園。全校生徒540人で、各学年180人の6クラス。 1クラスは30人だけど、授業は半分に別れた少人数制を推薦している。 優美学園は国内で一番施設が充実していて某ドーム5個分強あるらしい。 校舎は学年と職員で別れていて、全部で4つの棟がある。 クラブ活動にも力を入れていて、ピンからキリまである。 俺は何も入ってないからよく分からないけど…。 まぁ、こんな感じの学校だ。 課題を始めて15分程度過ぎた頃だろうか、部屋のドアをノックする音が聞こえたと同時に1人の男が入ってきた。 「よ~く~♪ただいまぁ~♪」 「おかえり、あき兄。」 能天気に入ってきたのは、あき兄の暁斗。 こんなんでも一応今人気のモデル兼俳優だ。 太陽が出てる間は俳優だけど、夜になるとNo.1ホストだ。 ホストクラブは父さんから継いで今はあき兄がオーナーになっている。 店の名前は、ホストクラブ暁だ。
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