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3人は広い道を歩いていく。辺りには整備のために運ばれてくる機体がたくさん並んでいた。
「巨人が一杯だな~。」
「みんな、5m位ある大型ロボットだからね。」
アキラと雪華は立ち止まって眺めていた。
「ぼやぼやしてると置いてくわよ!」
既にエレベーターに乗っていた三和が叫ぶ。
アキラ達は急いでエレベーターに乗った。
2人が乗ったと同時にエレベーターが下降する。その最中、アキラは三和に質問をした。
「三和隊長、1つよろしいですか?」
「ここの内部の事なら私もごく一部しか知らないわよ?」
「いえ、あの"零式"なんですけどどうしてここに?」
三和は振り向くことなく答えた。
「ニューヨーク市警に実用的に特殊警察隊が組織されて一足先にあれが3機導入されたのは知ってるわよね?」
「佐藤が初代隊長になるんじゃないかっていうあの危ない話しでしょ?」
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