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おそるおそる布団を、コッソ~リ覗く。
…あぁ良かった。
着てる。
よし!!
『お~い。』
数回、声をかけながら揺すり起こした。
『ん?』
眠そうに目を開けて、俺を見る。
お?
俺の好み…じゃなくて。
『もぅ朝?』
そう言われ時計を見た。
『あ、あぁ6時だよ。』
『まだ眠いよ。』
と、再び眠りにつく彼女を慌てて止める。
『ちょっと待ってよ!
きみ、誰?』
『捨てねこにゃん。』
『え…。』
すぐに寝息をたて始めた。
オイオイ。
おかしーだろ!!
ダメだ…もぅ眠れない。
なんでこんな時にガッツリ寝てんだ、この女!!
よーく思い出せ、俺!
どうした?何があった?
昨日飲んだ奴らに聞けば、何かわかるか?
ケータイを握りしめたものの、もし誰も知らなかったら…
俺、こんな悩んで考えてんのに何でこいつはキモチよさそうに寝てんだ。
むかつくな…
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