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『何もできないだろうな、ってくらい酔ってたもんね。
あたしの名前も覚えてないほど。』
『うぅっ…』
『普段の航大くんなら、きっとあんなことしないだろうな、って感じたし。』
確かに。
久しぶりに記憶なくすほど酔ってた。
けど!!
今の子はこんな簡単についてきちゃうのか!
ダメじゃないか~。
うなだれていると彼女が口を開いた。
『ありがとう、泊めてくれて。
助かりました。』
ペコリと頭を下げて、彼女は部屋を出た。
ぼんやり後ろ姿を見送った。
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